2026.02.15 23:05お年玉口座が紡ぐ ~親子の絆と賢い資産承継~新春、子どもたちが手にするお年玉その管理に子ども名義の通帳を作ってみませんか?単なる貯蓄を超え、生きたお金の教育と賢い相続対策、2つの大切な視点が隠れていますまずは、ぜひ紙の通帳を選んでください管理のコツは、入金した一行の横に親の手書きで「2026年 お年玉」と小さくメモを残しておくことです数年後、通帳を開いた子どもは、単なる数字の増減で...
2025.12.23 23:55戸籍の外に置かれた人びと ~無戸籍問題を考える~無戸籍(むこせき)問題とは、日本で生まれながら、出生届が出されず戸籍に名前が載っていない人が存在するという、基本的人権に関わる深刻な社会問題です戸籍は、私たち日本人を公的に証明する唯一の制度であり、社会で生活していくための「生きるパスポート」に他なりません戸籍がないことは、法的に「人」として認められないことに等しいのですこの問題が発生する...
2025.10.16 23:10秋の夜長に ~『女系家族』に学ぶ、奥深き相続~秋の夜長に読書を楽しむなら、法と家族の複雑な交差点を描いた山崎豊子さんの『女系家族』はいかがでしょうか?大阪の老舗商家の三姉妹を中心に、複雑な相続と家族の思惑が濃密に描かれています物語の鍵を握るのは、胎児の存在です胎児が無事に生まれれば、亡き父の子として相続権を持つ、この設定は、現実の相続とも見事に重なります民法は、相続開始時点で母親の胎...
2025.08.05 23:1520代、4人に1人が終活中?先日、20代の約4人に1人が終活に取り組んでいる、その割合は僅差ではあるが60代を超えている、という驚きのアンケート結果が報道されましたなぜ、今、若者に終活が刺さるのか?新型コロナウイルスの流行、豪雨や地震などの自然災害、ここ数年の間に、死が身近に感じられるようになったことが要因です若者が行う終活は、「デス活」と呼ばれています死(deat...
2025.06.01 23:15戸籍・氏名のフリガナ記載 ~どうなる?キラキラネーム~令和7年5月26日から、戸籍に氏名のフリガナを記載する制度が始まりました今後は、出生届や帰化等により初めて戸籍に記載がされる方については、各届出時に氏名のフリガナを併せて届け出ることになります既に戸籍に記載されている方については、月26日以降、本籍地の自治体から、記載予定のフリガナが郵送で通知されますフリガナに誤りがあったときだけ、届出が...
2025.04.17 23:20地価上昇 ~土地価格の不思議~国土交通省が今年の公示地価を公表しました全国平均で2・7%上昇し、バブル崩壊の1992年以降で最高となったそうです不動産の価格は、公示地価、時価(実勢価格)、相続税評価額(路線価)、固定資産税評価額と4つあり、一物四価なんて云われています一般的に、公示地価は時価とほぼ同額、路線価は時価の80%、固定資産税評価額は時価の70% とされていま...
2025.03.11 23:20大家さんが亡くなったとき ~どうなる?賃貸借契約~賃貸アパートや貸家の大家さんが亡くなったとき、賃貸借契約はどのようになるのでしょうか不動産の賃貸借契約は、賃貸人・賃借人のいずれの死亡によっても終了することはありません貸主と借主との間で締結された賃貸借契約は、相続人に引き継がれます大家さんが亡くなると、その相続人が新たな大家さんになります相続人が複数いる場合、遺言や遺産分割協議などにより...
2024.12.12 23:20円満相続の秘訣 ~遺言があるのに遺留分を主張してしまう心境~遺言は、故人の最期の願いが綴られています最も尊重されるべきものですが、現行法上、遺留分制度に劣後しています遺留分に関する限り、自身の財産を自由に遺すことはできません兄弟姉妹が相続分を巡って揉めてしまう特有の原因は、他の兄弟姉妹の方が可愛がられていた、という感情の問題にあります子は、親には平等に愛情を注いでもらいたい、また、平等であるべき、...
2024.09.12 23:40エンディングノート/@自治体流行語大賞にもノミネートされたエンディングノートひと昔前は、万が一のことを考えるなんて縁起でもないと敬遠されていましたが、現在は、書店の専門コーナーのみならず、自治体でも独自に作成して配布しています(しかも無料!)なぜ、自治体が独自のエンディングノートを配布するのでしょうか?その理由は、1.高齢者支援の一環、2.自治体の負担軽減、3.空き...
2024.08.05 22:55氏(うじ)を考える4月から始まった朝ドラ「虎に翼」を楽しみに観ています戦後の憲法制定や家制度の変革など、とても判り易いです劇中で定められた民法の規定、多くが現役続行中です例えば夫婦の氏に関する規定、「夫婦は、婚姻の際に定めるところに従い、夫または妻の氏を称する」とされています結婚に際して、男性又は女性のいずれか一方が氏を改めるというものですあれから随分と時...
2024.06.23 22:55おひとりさま、遺産の行方相続が発生したけれど、相続人がいないという場合、遺産は最終的に国に帰属しますおひとりさまの増加に比例するかのように、国庫帰属財産も増加傾向にあり、令和3年度は647億円と過去最高を更新しました20年前の約6倍とのことですおひとりさまの相続は、相続人を探すことからスタートします遺産がいきなり国に帰属するわけではなく、利害関係人や検察官の請求...
2024.05.19 23:05ご用心! ~18歳は大人です~日本における成年(成人)年齢は、明治時代から約140年間、20歳とされていました令和4年、民法が改正され、18歳に引き下げられました学生も、社会人も、18歳の誕生日を迎えると成年となりますあれから、早くも2年、改めて、成年年齢の引き下げが及ぼす影響について確認してみましょう成年と未成年、何が変わるのでしょうかまず、成年に達すると、親の同意...