デジタル遺言制度
法務省は、インターネット上で作成・保管できる遺言システムの検討を始めたそうです
来年3月を目途に、新制度の提言を行うとのことです
デジタル化の波がとうとう遺言にも到達したのね~と感慨深いです
新制度と現行の自筆証書遺言と比べてみると、
① 自筆不要→ネット上のフォーマットに従って入力
② 押印不要→電子署名で代替
③ 紙保管→クラウド上に保管、ブロックチェーン技術で改ざん防止
となっています
ちなみに、 海外の対応は、
米国では、19年に電子遺言書法が制定されています
導入は、州ごとの判断に委ねられており、
フロリダ州やネバタ州では既に運用がされています
欧州では、ドイツやフランスなど、
未だデジタル形式や録音などの遺言は認められていません
アジア圏では、韓国は録音による遺言が有効とされているようです
遺言は、円滑な相続のために有用なアイテムです
選択肢が広がることにより、更に身近で使いやすい制度となることが期待されます
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